Accessory

物撮りに便利なNeewerの定常光LEDライトNL-660をレビュー!ソフトボックスを付けると首振りできない弱点も?!

2022年5月6日

最近家で物撮りやテーブルフォトをするようになり家で使える照明機材が欲しいとネットで探していたところ、お手頃な価格で販売されている商品を見つけ購入しました。初めて照明用LEDライトを使う人にピッタリのNeewerから発売されている『NEEWER NL660』です。
2個セット+ライトスタンドを購入して、プラスαでソフトボックスも購入したので、レビューしたいと思います。

NL660の外観と仕様

外観

まずは外観から。
私が購入したセットはLEDライト2個とスタンドがセットになったものです。


アマゾンで購入して届いたのがこちら。両手で持てるくらいの大きさの箱が届きました。
Made in China!

専用の収納ケースに入っています。持ち運びも想定しているのでしょうか。今のところ自宅でしか使用予定がありませんが、今後何かと使えるかもしれないですね。

蓋をカパッと開けるとLED本体が見えます。白色ディフューザーはすでに装着された状態です。

付属のデフューザーを外すLEDが現れます。
ホワイトとイエローLEDが各330個きれいに配列されています。

セットで購入した三脚に取り付けて実際に点灯してみます。ホワイトとイエローのLEDのLEDが各330個ずつ搭載されているので、ホワイトバランスを変えることができます。3200K-5600Kまでの色温度に変更が可能だということです。
真上から一灯でデフューザーを取り付けて撮影しました。

ホワイトMax、イエローMinの場合

ホワイトMin、イエローMaxの場合

ホワイトMax、イエローMaxの場合
腕時計

仕様

お次はNL660のスペックについて。

LEDビーズ 660個(330ホワイト+ 330イエロー)
電圧 DC 12V
パワー 40W
色温度 3200K-5600K
ルーメン 3360Lux/m
CRI ≧96
電源 電源アダプター(付属)またはSony NP-F970 Li-ionバッテリー
バッテリ出力 DC 14.8V
寸法 232x200x48mm

車のLEDヘッドライトがおおよそ1200~2400ルーメンなので、3000オーバーはかなりの明るさですね。注意点として、ホワイトとイエローのLEDを両方MAXにしたときに最大3360ルーメンとなります。

NL660の他に検討したLEDライトは?

まずはお手軽に物撮り撮影をしたいと考えていたので、照明に関してもいきなり高価なものを買う気持ちはありませんでした。いろいろと調べているうちに国内メーカーの照明よりも中国メーカーのものが圧倒的に安くレビュー記事も多いことが発覚しました。

代表的な中国メーカーに今回購入したNL660を製造しているNEEWERやGodox、YONGNUOなどが挙げられます。

NL660を購入検討するうえで気になった商品はGodox SL-60W 60Wや同じくNEEWERから発売されている下位モデルのNL480です。

GodoxのSL-60W 60Wは丸型の定常光ライトで見た目重視でかっこいいと思いましたが、LED部分が発熱しやすく放熱ファンの音が少し大きいというしやすいことやNL660に比べてレビュー数が少ないなどの理由から除外しました。またコンセントもアース線が付いた三又タイプだったことも若干気になりました。


NL480はNL660に比べて軽量コンパクトではありますが、長く使い続けるにあたって光量不足による物足らなさが心配だったので、少し高いお金を払ってNL660を選択しました。

実際にNL660を使って、物撮りしてみた

商品撮影に使われるような写真をテーマにおもちゃのフィギアを練習で撮ってみました。
撮影に定常光ライトの他に白い背景を作るためにPVCの背景紙とレフ板を準備しました。
お部屋がミニスタジオに早変わりです笑。

まずはLED1灯で照らしてみました。光量はホワイトMAXです。室内灯は消しています。

撮影して撮れた写真がこちらです。

プイプイモルカー

影をできるだけなくすのが商品撮影などのポイントなのかなと思い、影になっている部分に光が当たるようにレフ版を当ててみました。

で、撮れた写真がこちらです。

プイプイモルカー

お次はサイドからも光を当てて、2灯で撮影。

撮れた写真がこちらです。

プイプイモルカー

後ろの影もなくなっていい感じになってきました。

レフ版を上からかざして、影をなくなるように調整してみました。この辺からは素人のやけくそです笑。

撮れた写真がこちら。
プイプイモルカー
4枚撮った中で一番いいと思います。(素人感想)

レフ版を使って全体に光が当たるようにしました。商品撮影もこれで難なくできそうです(^-^)

なお素人が思い思いにストロボを当てて撮影していますので、細かい指摘などはお受けします笑

NL660の残念なところ

オプションのソフトボックスを装着した時に、LEDの首を下側に降ることができないのが残念です。物撮りの場合、LEDを下に振り撮影することが多いと思うのですが、、残念です。下の写真のようにソフトボックスが邪魔をして下に振れません。

追加でブームアームを購入

上記問題を解決するために、アマゾンでいろいろ調べて純正のブームではありませんが、お手頃な価格のブームを追加で購入しました。


ブームを装着するだけで自由に角度調整ができるようになりました(^-^)

NL660を使って物撮りしたサンプル写真

最後にNL660の定常光ライトを使って物撮りした作例を紹介したいと思います。

コーヒー豆

腕時計

プチトマト

パプリカ

物撮り撮影をするなら定常光ライトは必須のアイテムです。
あるだけでクオリティの高い写真が撮れること間違いなしです。
今回紹介したNEEWER NL660はコスパ最強で初めて定常光ライトを購入する方にピッタリの商品だと思います。是非気になった方は使ってみて下さい(^-^)

写真素材素材【写真AC】

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Takuro

フィルムカメラオタク|28歳|大阪在住
主に休日にフィルムカメラを片手にいろんな場所を訪れ、写真を撮るのが好きなごく普通のサラリーマンです。当ブログでは主にフィルムカメラに関する知識をわかりやすく発信しています!
■フォトコンに多数受賞歴あり
■フォトマスター検定1級取得
■カメラ歴6年目

★撮影依頼やレビュー記事の作成や寄稿、被リンク依頼はお問い合わせフォームより承っています。