今回紹介するのは、『Konica C35』というフィルムカメラです。
・1万円以内で買えるフィルムカメラが欲しい。
・エモい写真が撮りたい。
Konica C35
旅先やスナップ撮影でサクッと取り出せて気軽に撮れるフィルムカメラ無いかなあと探していたところ見つけたのがこのフィルムカメラ。
手に収まるサイズ感で、軍幹部は金属製で高級感があり、ザ・クラシックといった感じの見た目がお気に入りポイントです。
Konica C35が誕生した当時、東ドイツでRollei 35という非常にコンパクトなカメラが誕生して、カメラの小型化のムーブメントがやってきました。その影響を受けて、1986年にKonica C35は誕生したそうです。
レンズはHEXANON 38mm F2.8。
広角と標準の中間位の画角でしょうか。風景や街撮り撮影に幅広く使えそうな画角です。
ちなみにHEXANON(ヘキサノン)は、販売していたKonica(コニカ)の前身が小西六写真工業という名前で、その六の数字をギリシャ語でヘキサと呼ぶところから来ているそう。面白いですね、、
このKonica C35のいいところは、なんといっても気軽に簡単に写真が撮れるところです。
レンジファインダー機の二重像合致方式を採用していて、ピントさえ合わせれば、自動で最適な露光調整して絞りとシャッタースピードを決めてくれるため、シャッターを押すだけでいい感じの写真になります。
仕様などをまとめるとこんな感じです。
名称 | Konica C35 |
発売日 | 1968年 |
レンズ | HEXANON38mm F2.8 |
最短撮影距離 | 1.0m~∞ |
シャッタースピード | 1/30~1/650秒 |
重さ | 370g |
使用電池 | MR44(現在廃盤)、LR44、SR44(この2点は電圧が違うので注意) |
中古相場は、5000円から10000円くらいの価格で取引されています。
私はメルカリで6300円程で購入しました。C35シリーズとしても多く流通しているので、良品でも探せばすぐに見つかると思います。
Konica C35の作例
ここからはKonica C35で撮影した写真を紹介。
使用したフィルムは「Kodak Gold200」です。
前半は三重県伊賀上野で撮影、後半は大阪鶴橋駅やコリアンタウンでのスナップ撮影した写真。
コニカC35に使用されているHEXANON 38mm F2.8のシャープな描写が気に入りました。しっかりと色も乗っていて、ノスタルジックなエモさがひき立っています。
二重像のピント合わせがなかなか面白い。近距離でのピント合わせは簡単にできるのですが、距離が遠くなるほどほんとにあっているの?といった感じで無難に無限遠でシャッター切ってました笑。
甘めのピントになってもそれもそれでフィルムならではの味ってことですね。
終わりに
Konica C35のレビューでした。小さいけどよく写るって素晴らしいですね。
ピント合わせは自分で行わないといけないですが、AE機能を搭載しているのであとはシャッターを切るだけで操作も簡単です。
中古でも取り扱いが多いので、初心者の方にもおすすめのフィルムカメラです。
ぜひKonica C35でフィルムライフを送ってみませんか。