今巷で再びブームをむかえているという「写ルンです」。
軽くて、レトロで、エモい描写。
フィルムカメラでしか出せない味のある写真が撮れることが魅力的ですよね。
写ルンですは使い捨てカメラで24枚撮影してしまうと写真屋さんで現像後に回収されてしまいますが、、、じつは、フィルムを何度も交換して使いまわしのできるコンパクトフィルムカメラがあるのをご存知ですか?
今回は『写ルンです』などでフィルムカメラの良さを知った方に是非お勧めしたいフィルム交換式コンパクトフィルムカメラ『KODAK(コダック) ULTRA F9』を紹介します!
今回紹介する『ULTRA F9』の他にも1万円以内で購入できるコンパクトフィルムカメラをまとめた記事も良ければ参考にしてください。 今回はコンパクトでレトロ感ある交換式フィルムカメラを紹介。 悩むひと・写ルンですのようなエモい写真が撮りたい。 ・フィルムを交換できるフィルムカメラが知りたい。 ・フィルムカメラを始めたいけど、お手頃 ... 続きを見る
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KODAK(コダック) ULTRA F9の概要
アメリカに本社を置く商業印刷大手のKodak(コダック)から発売されている初心者の方でも扱いやすいシンプルなフィルムカメラ『KODAK(コダック) ULTRA F9』です。
絞りやピント合わせの必要がなく、気の向くまま赴くままにシャッターを切るだけです。
巻き取りレバーも従来品から亜鉛合金に改良されており、フィルムの巻き取りミスがないよう改良されています。
仕様について
『KODAK(コダック) ULTRA F9』の製品仕様については下記のとおりです。
品名 | KODAK ULTRA F9 |
使用フィルム | 135フィルム(35mmフィルム) |
搭載レンズ | 31mm(1枚構成) |
レンズ絞り | F9(固定絞り) |
撮影可能距離 | 1m~∞ |
シャッター速度 | 1/120秒 |
ファインダー視野率 | 70% |
使用電池 | 単四アルカリ乾電池1個使用 |
本体材質 | ABS樹脂 |
本体サイズ | 119(W) x 67 (H) x 44 (D) |
本体質量 | 約170g(フィルム、電池含まず) |
セット内容 | カメラ本体、ハンドストラップ |
備考 | 巻き取りレバーは亜鉛合金 |
本体にフィルムと単4電池は付属していないため別途購入が必要になります。自分の好みのフィルムを装着して楽しみましょう(^-^)
撮影可能距離も1m~になるので、テーブルでの撮影などはピントが合わない可能性があるので注意が必要です。
外観
外観から見ていきましょう。今回私はブラック×イエローのものを選びました。他にもホワイト×グリーンのカラーがあります。コダックと言えば黄色のイメージが強かったので、ブラック×イエローにしてみました。
Ultra F9。レンズの絞りが商品名になっています。
黄色いレンズフロント部はシボが入っていてオールドカメラ感が出てます。材質が樹脂でできており多少のチープさが残っているところが逆に良いですね。おもちゃのようなトイさもあり、可愛くて愛着がわいてきます(^O^)/。
使い方
簡単に『KODAK ULTRA F9』の使い方やフィルムの装着から取り出しまでを解説します。
もうすでに分かっているという方はすっ飛ばして構いません(^^;
裏面に蓋があり、単4の乾電池を1本入れます。フラッシュ撮影に使用されます。
お次はフィルムを入れます。サイドにあるつまみを押し、裏蓋を開けます。
フィルム巻き戻しレバーを上にあげます。少し力がいりますが、下の写真のように引き上げることができます。
フィルムを写真のように入れたら、巻き戻しレバーをもとに戻してフィルムを固定します。
フィルムを爪にひっかけていきます。爪にフィルムが引っ掛かったのを確認してから、レバーを回してフィルムを巻いていきます。
赤丸2か所が爪に引っかかっていればOKです。
蓋をしめて、カウンターが0になるまで、空シャッターを切ります。カチっと音がなるとカウンターが+1されていきます。
これでフィルム装着が完了しました。あとはフィルムの上限枚数までシャッターを切ればOKです。
フィルムの巻き戻し方について。
カメラ裏面にある小さいボタンを一回押します。カチっと音がします。
フィルム巻き上げレバーを矢印の方向に回していきます。途中で止めたりせずにフィルムが完全にパトローネの中に戻るまで回します。回す力が軽くなった時が巻き上げ完了のタイミングです。
あとはパトローネをカメラ屋さんに持って行き現像してもらえばOKです。
KODAK(コダック) ULTRA F9で実際に写真を撮ってみた
私が実際に『KODAK(コダック) ULTRA F9』を使って撮影した作例を紹介します。
フィルムは「Kodak ColorPlus200」を使用しています。
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KODAK(コダック) ULTRA F9の作例
私が撮影した写真の他にカメラファンの方が撮影した作例を紹介します。写真サイトFlickrより引用させて頂いています。
おわりに
今回はフィルム交換式コンパクトフィルムカメラ『KODAK(コダック) ULTRA F9』を紹介してきました。
普段スマホカメラやデジタルカメラに慣れている分、現像するまでどんな写真が撮れているかわからないドキドキ感や現像した時にこんなシーンあったなあと思い出を振り返る時間を楽しむことができるのがフィルムカメラの良いところでもあります。
写ルンですのような使い捨てではなく、フィルムを交換して何度もフィルム写真を楽しむことができるので、この『KODAK(コダック) ULTRA F9』が気になった方はぜひ一度お試しください。