今回はX-E4に搭載されているフィルムシミュレーション『アクロス(ACROS)』縛りでモノクロのスナップ撮影に出かけてきました。
『ACROSS』は、超微粒子で知られる白黒フィルム「ACROS」の名を冠した新しいフィルムシミュレーションです。従来のモノクロと比べて、メリハリが感じられつつもグレーの幅が広いことが特徴です。コントラストが強いシーンや弱いシーンにも万能に対応します。
撮影した日の天気はどんよりとした曇り空。
光と影のコントラストがモノクロ写真の醍醐味だと思ったのですが、今回はそうともいかないようです。
色を抜くことで表れてくる情緒的な下町感や社会の歪的なテーマをもって撮影してみました。
撮影場所は大阪の通天閣エリアと西成あいりん地区をまわってきました。
完全に写真家金村修さんの影響を受けています<(_ _)>
気に入ったものがあればすぐに撮る!とにかく撮る!この勢いってスナップ撮影では大事な心構えになってくるんですかね(^-^)
気になったものとにかく撮って見ました。
フジフィルムX-E4のカメラの設定はこちらになります。またJPEG撮って出しからAdobe Lightroomで周辺減光やコントラストなどいじっています。
フィルムシミュレーション:アクロス(ACROS)
グレイン・エフェクト:OFF
カラークローム・エフェクト:OFF
カラークローム ブルー:OFF
ホワイトバランス:AUTO(雰囲気優先)
ダイナミックレンジ:AUTO
Dレンジ優先:OFF
トーンカーブ:H+1.5 S-1.5
シャープネス:0
高感度ノイズ低減:0
明瞭度:0
ではフィルムシミュレーション『ACROSS』で撮影した写真を紹介します。
いかかがでしたでしょうか。
モノクロで撮影することでより形や光の濃淡に意識がいくようになりなんだか芸術的感性が磨かれた気がします。
フィルムの本家『ネオパン100 ACROS Ⅱ』とフィルムシムレーション『ACROS』の撮り比べをした記事もアップしていますので良ければ読んでみて下さいね!
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X-E4フィルムシミュレーション「ACROS」と本家モノクロフィルム「ネオパン 100 ACROSⅡ」を比較撮影してみた
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