今人気が再燃しているフィルムカメラブーム。フィルムの値段が高騰している中でデジタルカメラやスマホであえてフィルム風な写りに仕上げるレタッチが流行っています。
「フィルムカメラで撮ったようなエモい写真に仕上げたい」「スマホカメラでノスタルジックな写真を撮りたい」といった声に答えるように今フィルムカメラ風の写真が撮れるアプリが多数出ています。その中でも私が実際に使ってみて魅力的と感じたアプリを3つに絞って紹介します。どれも無料のアプリですので気軽にダウンロードしてみて下さいね。
フィルムライクな写真に仕上がる無料アプリ
HUJI Cam
1998年のフィルムカメラを再現したカメラアプリ「HUJI Cam」です。Fujifilm写ルンですのようにファインダーを覗きこむように撮影することができ、写真の雰囲気だけでなく撮影スタイルまでフィルムで撮影しているような感覚にさせてくれます。
フラッシュ機能をONにするとフレアがかかったような虹の光線がランダムで入るのもフィルムらしくて魅力的です。
細かいフィルター機能はなく、アプリ内で撮影した写真のみが適用されるためシンプルな使い方ができます。
🔹 特徴
✅ 撮るだけで『写ルンです』風のフィルターが自動適用
✅ 1990年代のフィルム写真のような色味
✅ 日付スタンプ機能でレトロ感アップ
✅ アプリを開くとファインダー越しの画面になり、まるで本物のフィルムカメラを使っているような感覚
📌 こんな人におすすめ
✔ とにかく簡単に『写ルンです』風の写真を撮りたい
✔ 90年代のレトロ感が好き
▶ ダウンロード
📲 iPhone版
📲 Android版
RNI Films
実際にあるフィルム、Kodak Gold200、Fuji Astia100F、Ilford Delta 400などがフィルターになっていて、どれを選んでもフィルムっぽく仕上がるフィルム加工アプリ「RNI Films」です。
明るさやコントラストなど細かい編集も可能で、自分の好みにより近づけることができます。
有料のフィルターパックもありますが、無料だけで使いきれないほどたくさんのフィルターが用意されているのでおススメです。
🔹 特徴
✅ 実際のフィルムをスキャンして作られた本格的なフィルター
✅ Fuji・Kodak・Agfa などの有名フィルムの色味を再現
✅ 無料でもフィルムライクな編集が可能(一部フィルターは有料)
✅ シンプルな操作で本格的な写真編集ができる
📌 こんな人におすすめ
✔ 本物のフィルムの色味にこだわりたい
✔ 撮影後にじっくりと編集して仕上げたい
▶ ダウンロード
📲 iPhone版
※現在Android版は提供されていません
FIMO-レトロフィルムカメラ
「RNI Films」と同様に実際にあるフィルムを選択して写真を撮ることができる「FIMO – レトロフィルムカメラ」です。
フラッシュやレンズの切り替え、タイマーなど便利な機能が揃っています。またスマホで撮影するだけでなく既存の写真を取り込んで加工することができるので簡単にフィルム風写真を作成することができます。
🔹 特徴
✅ 本物のフィルムカメラのような操作感(フィルムを装填する演出あり)
✅ フィルムごとに異なる色味・粒状感を再現
✅ Kodak・Fuji・Ilford などのクラシックなフィルム風フィルターを搭載
✅ 画面上で「フィルムを巻く」動作ができ、レトロ感を楽しめる
📌 こんな人におすすめ
✔ フィルムカメラの操作感を楽しみたい
✔ 色味や質感の違うフィルムを試したい
▶ ダウンロード
📲 iPhone版
📲 Android版
Lightroomでフィルム風のレタッチに仕上げる方法について
無料のアプリは非常に便利で簡単にフィルム風の写真に仕上げることができますが、より細かく自由に調整したいという方はこちらの記事で解説しているので参考にしてみて下さい。
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Lightroomで『FUJICOLOR PRO 400H』風の涼しく爽やかなフィルム風レタッチしてみた!
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まとめ
アプリ名 | 特徴 | 操作のしやすさ | フィルム感の再現度 |
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HUJI Cam | 撮るだけで写ルンです風 | ★★★★★ | ★★★★☆ |
RNI Films | 本物のフィルムカラーを再現 | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
FIMO | フィルムカメラの操作感あり | ★★★★☆ | ★★★★★ |
どのアプリも無料で使えるので、ぜひ試してみてお気に入りのフィルム風アプリを見つけてくださいね!