今回はソニーEマウント用望遠レンズとして発売されている『SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS』をレビューしたいと思います。
ソニーユーザーの方で望遠レンズどれにしようか迷っている方にぜひ読んでもらいたい記事になっています。
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
このレンズの基本スペックは以下の通りとなっています。 詳細な内容についてはメーカーHPを参考にしてください。 Sigma公式HP:SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS
スペック
レンズ構成 | 15群21枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
開放絞り | F5-F6.3 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 160cm |
最大撮影倍率 | 1:3.8 |
フィルター径 | 67mm |
質量 | 1160g |
SIGMA 100-400mmの良いところ
焦点距離400mmで被写体をグッと引き寄せれる
400mmの焦点距離を持っていて、グッと被写体を引き寄せることができます。
望遠ならではの圧縮効果を引き出すことができ、画に出る迫力が違います。
お花畑などの撮影では密集感を与え、都市夜景や建築などはよりダイナミックな写真を撮ることができます。 よくある望遠ズームレンズは300mmまでの焦点距離が多い中、この『SIGMA 100-400mm』は400mmまで望遠ズームできるのでメリットが大きいと思います。
コスパが最強
こちらのレンズは新品でも10万円前後で購入可能です。
これはソニー純正の同焦点距離の『FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS SEL100400GM』が25万円前後(2021.9月時点)に比べて、半額以下で買えるコスパの良さです。
望遠レンズを頻繁に利用する方であれば、いきなり純正の最高級Gマスターレンズを購入しても良いと思いますが、はじめの1本は安さで決めてもいいと思います。
望遠ズームレンズは他の標準ズームレンズなどと比べて重く、大きくなりがちです。せっかく高価なレンズを買ったとしても重く撮影現場に持って行きたくないなと思ってしまうと宝の持ち腐れで勿体ないです。
高性能で小型軽量
シグマレンズは解像度にこだわったレンズが多いのが特徴で、このSigma100-400mmも例外ではありません。望遠端の400mmでもカリカリな印象があります。
シグマのレンズラインは「Contemporary」「Art」「Sports」の3つのラインがあり、本レンズは「Contemporary」に属しています。
「Art」ラインがより高解像度にこだわったレンズとして出されていますが、「Contemporary」に比べて重量が重くなりがちです。
程よい解像性能と軽量で携帯性にもこだわったオールマイティなレンズなので、夜景撮影や動物、ポートレートなど幅広い撮影に向いています。
SIGMA 100-400mmのここが残念
時計回りでズームインする仕様になっている
このレンズは時計回りに回すことでズームします。
私が愛用している他のレンズはタムロン製が多く、タムロンのレンズは逆に反時計回りに回すことでズームする仕様になっています。
普段望遠レンズを使用する場面が少ないためいざ使用する際にタムロンレンズに慣れているため、うっかりズームを逆に回すことがあります。
その点がちょっと統一してほしかったなあと感じました。
三脚座が別売り
このレンズはセットで三脚座が付いてきません。
私はよく夜景を撮影することが多く三脚に取り付けて撮影することが多いです。 三脚座なしで撮影することも一応可能ですが、不安定で倒れないかめっちゃ心配になります。
最大までズームした時はかなり重心が前よりになるため、三脚座は必須です。
ただこの三脚座が予想以上に高いのが難点です。約1万円ほどします。私も渋々購入しましたが、もう少し安くなってもいいのではと思いました。
作例
『SIGMA 100-400mm』で撮影した写真を紹介します。 関西では超有名な桜の名所吉野山の千本桜を撮影しました。 遠くにある桜をグッと引き寄せて撮影できました。撮影場所は木や人などフレームに入れたくないものがたくさんありますが、望遠レンズなら余分なものを取り除くことができますね。 400mmの超望遠から得られる圧縮効果は花畑撮影で効果絶大です。密集感がすごいですよね。 この写真も400㎜で撮影しました。圧縮効果で遠近感が無くなっています(^.^)
おわりに
今回は『SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS』のレンズをレビューしました。 400mmの超望遠域を性能よく気軽に楽しめるレンズとなっていますので、望遠レンズを初めて買う方や気軽に試してみたい方におススメしたいと思います。
他にもソニーEマウント用望遠レンズ何があるか知りたい方のために下記のまとめ記事も書きました。良ければ参考にしてみて下さい(^_^)/
最後までご覧いただきありがとうございました。