今回はAmber(アンバー)から販売されている高感度タングステンフィルム『Amber T800』を紹介。
もともと映画用フィルムとして作られたものをC-41現像できるように加工したフィルムです。
タングステンフィルムといえば、「CineStill 800T」が有名かもしれません、、同タイプの『Amber T800』はどんな写りをするのでしょうか。
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AMBER T800の特徴
AMBER T800は、27枚撮りのフィルムで、映画用のタングステン光下フィルムを写真用C-41現像に対応させたものです。
タングステンフィルムなので、街灯やショーウィンドーなどの照明下では自然な色合いを表現し、太陽光の下では青みがかった色味になるのが特徴です。
27枚撮りですが、自動巻き上げカメラの場合26枚までしか撮影できません。
このフィルムの特徴としては、日中での撮影は、青みががかって見えること、街灯やネオンの光が滲みやすいことが挙げられます。ISO800の高感度なので、夜間撮影に強く、是非夜に使用したいフィルムです。彩度を抑え落ち着いたシネマチックな写りといったところでしょうか。
「CineStill 800T」と「AMBER T800」ではあまり写りに違いがないように思いました(;・∀・)
安くて入手しやすいほうを選んでいいかもしれないですね。
AMBER T800の特徴をまとめると以下のようになります。
ポイント
日中は青みがかった色味。
街灯は滲む。
ISO800で夜景に強いがノイズも乗りやすい。
AMBER T800の作例
実際に「AMBER T800」で撮影した作例を紹介。
使用カメラ:Contax Aria
使用レンズ:Carl Zeiss Plannar50mm F1.4
おわりに
今回は「AMBER T800」のフィルムレビューと作例を紹介しました。
値段は少々お高いですが、シネマチックな独特な写りを楽しみたい方は是非一度使ってみてはいかがでしょうか。
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