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爽やかなブルーカラーが特徴の廃盤フィルム『FUJICOLOR PRO 400H』作例&レビュー紹介

2023年3月16日

今回は、富士フィルムが販売していた「PRO400H」というフィルムを、いくつかのサンプル写真を交えながら特徴などを紹介したいと思います。

このフィルムは残念ながら2022年3月に生産が終了してしまいましたが、まだ一部の店舗で販売されているものもあるため、手に入れることができるかもしれません。

FUJICOLOR PRO 400Hの特徴

PRO400H」は、FUJIFILMがプロフェッショナル用として販売していたカラーネガフィルムで、ISO400と使いやすく、高い評価を得ています。
ただ、販売中止により希少性が高まっているため、入手が困難な場合があります。

FUJICOLOR PRO 400Hは、青みがかった寒色系の色味、落ち着いた淡い色味で、クリアな写りが特徴です。そのため、青空や新緑などの風景写真に向いている一方でポートレートにはあまり向かないかもしれませんね(;'∀')

独特のカラーバランスと販売終了の希少性から、今現在もコアなファンから人気があり、フィルムの賞味期限切れでも高値で取引されています、、

簡単に PRO 400Hの特徴をまとめると以下のようになります。

特徴

爽やかな寒色系の色味。

低彩度で落ち着きのある写り。

暗部の締りがある。

FUJICOLOR PRO 400Hの作例

実際に「PRO400H」で撮影した作例を紹介します。

使用カメラ:Contax Aria
使用レンズ:Carl Zeiss Plannar50mm F1.4

おわりに

今回は富士フィルム「PRO400H」の作例、レビュー記事でした。

残念ながら生産が終了してしまいましたが、今後新しいフィルムが出ることを願います(;'∀')

FUJICOLOR PRO 400Hの色味をデジタル版で表現できないかlightroomを使ったレタッチを紹介しています。よかったら参考にしてみてくださいね!

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Takuro

フィルムカメラオタク|28歳|大阪在住
主に休日にフィルムカメラを片手にいろんな場所を訪れ、写真を撮るのが好きなごく普通のサラリーマンです。当ブログでは主にフィルムカメラに関する知識をわかりやすく発信しています!
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