今回はモノクロフィルムだけどカラーフィルム現像処理を行うちょっと変わったフィルム『XP2 Super400』を紹介。
イルフォードXP2は、白黒フィルムの中でも特殊なフィルムで、C41現像液で処理できることが特徴です。通常の白黒フィルムは専用の現像液が必要ですが、XP2は一般的なカラーネガフィルムと同じ現像液で現像が可能なモノクロフィルムです。
カラー現像(C-41現像)に対応しているモノクロフィルムは数が少ないですが、そのメリットやXP2 Super400で撮影した作例などを記事にしました!
ILFORD XP2 Super400の特徴
『XP2 Super400』は、低コントラストで柔らかい表現が可能で、灰色系の色味が特徴的です。ISO400である程度ノイズの乗りも目立ちますが、そこに一昔前のフィルム感が表現できて良いモノクロフィルムだと思います。
またモノクロフィルムながら現像処理はカラー現像(C-41現像)に対応しているためお店に現像を依頼すれば通常のモノクロ現像よりも安く、短納期でやってくれるところが多くメリットがあります。
ネット現像だと通常のモノクロ現像では1000円前後かかりますが、カラー現像(C-41現像)だと安いところで400円前後で実施してもらえるので、現像コストを抑えることができますね(^-^)
この『XP2 Super400』の特徴をまとめると以下のようになります。
特徴
低コントラストで淡い描写。
灰色よりの発色。
カラー現像(C-41現像)に対応しているため現像処理が安くて早い。
ILFORD XP2 Super400の作例
実際に『XP2 Super400』で撮影した作例を紹介します。
使用カメラ:Rollei35S
おわりに
今回は『XP2 Super400』のレビューと作例を紹介しました。
モノクロフィルムだけど、カラー現像できるちょっと変わった『XP2 Super400』を紹介しました。お店現像であれば当日現像が可能で、値段もカラーネガと同様で処理できるお得なフィルムです。皆さんも是非使ってみて下さいね!
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