今回はコダックから販売されているPORTRA 400(ポートラ400)をご紹介します。
Kodak Portra 400は、プロからアマチュアに至るまで、人気の高いフィルムの一つです。その魅力は、自然な発色、広い露出ラチチュード、そして非常に滑らかなグラデーションにあります。
この記事では、Kodak Portra 400の特徴とともに、実際の作例を紹介しながら、その魅力に迫ってみたいと思います。
Kodak PORTRA 400の特徴
PORTRAシリーズにはISO感度が160/400/800の3種類がありますが、今回は様々なシチュエーションで使えるISO400を紹介します。
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Kodak Portra 400は、色再現性が高く、肌の色合いを特に美しく描写することができるフィルムです。
また、比較的広い露出ラチチュードがあるため、露出を間違えてしまった場合でも多少修正が効きます。
さらに、ISO400の高感度フィルムでありながら、粒子が非常に細かいため、非常に滑らかなグラデーションを表現することができます。
彩度はそこまで低くなく高くもないといった印象で、色はかなりしっかりと乗ります。特にアンダー気味でしっかり色が乗るように感じます。
多くの人が使用しているだけあって、圧倒的な完成度の高さがあり、ポートレートやスナップ、風景写真などさまざまなシーンで活躍することができるでしょう。
ただ、Kodak PORTRA 400(ポートラ400)は基本的に、1本ずつのバラ売り販売は行われておらず5本セットでの購入になります。
簡単にKodak Portra 400の特徴をまとめると以下のようになります。
特徴
Kodakの高級フィルム。
ISO400でシチュエーション問わず使いやすい。
粒流感少なく滑らか。
ラチチュードが広く安心して使える。
5本セット売り。
Kodak PORTRA 400の作例
実際にKodak Portra 400で撮影した作例を紹介します。
使用カメラ:Contax Aria
使用レンズ:Carl Zeiss Plannar50mm F1.4
おわりに
今回はKodak Portra 400の作例、レビュー記事でした。
Kodak PORTRA 400(ポートラ400)は、世界的にも最も有名なカラーフィルムの一つであり、使いやすいフィルムの代表格です。初めてフィルムを使う方でも手軽に挑戦できるフィルムであり、また新しいフィルムに挑戦したいという方にもおすすめです。ぜひ一度試してみることをお勧めします。
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