10年程前に使用期限の切れたフィルムを使ってみた記録です。
メルカリで使用期限切れの写るんです「Room&Day Super1600」が安く売られていたので興味本位で使ってみました。
使用期限は2013年3月。10年程前に期限が切れたフィルムです。
期限切れのフィルムで撮影してみたら
ただこれが大失敗( ´∀`)
現像してみると真っ暗でほぼ写っていないもの同然でした涙。
まずは現像してもらった写真をどうぞ。
もともとISO1600の高感度フィルムですが、かなり感度が低下していて真っ暗です(+_+)
フリマで3本まとめて購入しましたが、このままではのこり2本とも同じ結果になるのが目に見えています('Д')
期限切れフィルムの扱い方
では期限切れのフィルムをどう扱っていけばいいのでしょうか。
一般的にフィルムの使用期限が切れると
注意ポイント
感度の低下。フィルム感度通りの露出で撮影しても暗くなる。
コントラストの低下。のっぺりした眠たい画像になる。
カラーバランスの崩れ。変色がおこる。
粒子が荒くなる。シャープさが損なわれザラザラした画像になる。
と言われています。
『感度の低下』に関してはレンズのF値を上げたり、シャッタースピードで時間を稼ぐなどして露出を補ってやれば対応できそうです。
一般的には期限切れ「10年=露出+1段」と言われているようです。
こちらの「Room&Day Super1600」は写ルンですと同様にプラスチックレンズで絞りやシャッタースピードが固定なため、フィルムのみ取り外して他のカメラに装着することを考えます。
写ルンですなどの使い捨てカメラのフィルムを取り出す方法
未使用の写ルンですのフィルムだけを取り出して、他のカメラに装着して使えるようにしたいと思います。方法は簡単!
レンズ部分を黒い画用紙や指で光が入らないように隠してシャッターを切るのみ。
レンズ部分を隠します。あとはシャッターを27枚分ひたすら回します。
写ルンですの下部分にフィルムが収納されているのでマイナスドライバーやなければ鍵など尖ったものでこじ開けます。
未使用のフィルムを摘出できました。今では珍しいISO1600のフィルムです。
次回はこの期限切れのフィルムを使って撮影に出かけますが、露出を+1段に設定することを意識して撮影したいと思います。
また現像をしたら皆さんに紹介しますね(=゚ω゚)ノ