今回は動物園でかっこよく印象に残る動物を上手に撮る方方について紹介したいと思います。私自身も撮影スキルがまたまだだと思っていますが、現状撮影する時に気をつけていることやコツについてお伝えしたいと思います。
一眼レフカメラで動物を上手に撮影するコツや意識
柵や遊具など人工物を入れない
撮った写真を見返してみて、柵などが映っているとなんだか動物園で撮ったんだなあという印象を与えてしまいますよね。
自然界でいきいき生息している野生感ある写真に仕上げるために人工物はなるべく入れないように心がけたいです。
柵などがなるべく映らないように撮る方法があります。
①なるべくレンズを柵に近づける。
②なるべくF値を小さくして撮影する。
この二点を心がけることで柵が消せます。
②のF値を小さくするためには設定を『絞り優先(A)モード』にして調整してください。
どうしても柵や人工物を消せない場合はLightroomなどのレタッチで消すことも可能です。
使用する際は不自然にならないように注意してください。
被写体と同じ目線の高さに合わせる
動物の目線の高さに合わせることでより印象的な写真になります。
人間の目線から撮影するとどうしても人が撮影した感じが出てしまいます。
ブレないように気を付ける
鳥や魚など動きの速い動物撮影ではブレた写真にならないように注意しましょう。
シャッタースピードは最低でも「1/焦点距離」以上はかせぐようにしてください。
一般的にシャッタースピードが「1/焦点距離」以上だと手振れした写真になるといわれています。
また動く動物にピントが合い続けるようにするために設定を「コンティニュアスAF」(Sony)や「AIサーボAF」(Canon)にしましょう。
思いっきりブレちゃっていますね笑。
望遠レンズでドアップに切り取る
動物を画面いっぱいに映し出すことで、写真を見る人により大きな存在と想像させることができます。300mm以上の焦点距離のある望遠レンズを持って行くことをお勧めします。
動物の表情に合わせてレタッチをアレンジする
動物園にも草食系の可愛い動物から肉食系のかっこいい動物まで様々です。
ライオンやジャガーなどの肉食系の動物はかっこよく仕上げたいので、『明瞭度』と『コントラスト』は上げてキリっとしたシャープな写真に仕上げるとよいと思います。
逆にレッサーパンダやウサギなどかわいい動物はライトルームの編集で『明瞭度』と『コントラスト』を下げ、ソフトな印象に仕上げるとよいと思います。
例)肉食動物(ジャガー)
レタッチ前
レタッチ後
明瞭度とコントラストを上げることで、明暗がくっきりしてメリハリがつきます。クールでシャープな印象を与えます。
例)草食動物(レッサーパンダ)
レタッチ前
レタッチ後
『明瞭度』と『コントラスト』を下げ、ソフトでやわらかい印象を与えることができます。
おわりに
今回は動物園での撮影テクニックや意識について紹介しました。
この記事が少しでも読者の役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。