今回は「カメラ・写真をテーマにした漫画」を5冊紹介いたします。
カメラや写真が題材となった漫画は、読むとカメラの楽しさを思い出させてくれるのが魅力です。
漫画によってはカメラの知識が身につく本格的なもの、カメラを通した人間関係をメインテーマとしたものがありますが、この記事ではどちらもピックアップしていきます!
それぞれに面白さがあるのでカメラ好きの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
カメラ、はじめてもいいですか?
根暗で猫背な自分を好きになれない女子高生が、カメラ好きのお姉さんに誘われて新しい世界に踏み出すというストーリー。
作中には、FUJIFILM X-T20やRICOH GRⅢ、PENTAX KPなど…実際に発売されている機種がいくつも登場するのが特徴です!
作者しろさんの「カメラ選びにもその人の個性が出る」という考えから、各メーカーに実名で出すのを許諾してもらったとのこと。
話毎にある合間のコラムでは、初心者向けの丁寧な解説も載っているので、漫画を楽しみながら知識も蓄えられますよ。
東京シャッターガール
写真部の女子高生が東京の隠れた名所や撮影スポットに訪れて、出会った人々と触れ合いながら風景をフィルムに切り取っていきます。
東京各地の風景をしっかりと描写しているため、読んでいるとカメラを持って観光しているような気分にも!
この漫画を片手に聖地巡礼しながら、自分のカメラで名所を写真におさめていくのも楽しそうですよね。
2013年には映画化もされている作品なので、映像でみたい方はそちらもチェックしてみてくださいね。
閃光少女
写真家志望だった主人公が、ふとしたきっかけで高校写真部の顧問になり、部員へ指導していくというお話です。
ストーリーの中ではカメラの違いや撮影方法、構図などを部員と一緒に学べるようになっているので、最近カメラを買ったばかりの方にとっては、やさしい教科書になるかもしれません。
使っているカメラや、興味のある被写体が部員それぞれで異なるので、共感できるシーンがでてくると“写真を撮る楽しさ”も思い出せます。
登場するカメラの名前は伏せられていますが、カメラ好きの方なら何をベースにしているかすぐにわかるのではないでしょうか?
フォーカス&コントラスト
写真学校に通うハルは、元スタイリストであり友人のきょうちゃんを撮り続ける日々。
彼氏もでき、撮りたいものに出会ってどんどん充実していくハルとは反対に、きょうちゃんは撮られるたびにやせ細っていく…。
第5回『このマンガがすごい!』大賞では、最優秀賞にもなった話題の読み切り漫画です。
表紙のふわっとした雰囲気とは違い、壊れていく友達との関係を描いていく重めのストーリーが印象的。
いわゆる“カメラ漫画”というよりは、物語の小道具としてカメラが使われているようなイメージです。
心が揺さぶられる、少し暗めの漫画がお好きな方におすすめします。
銀塩少年
カメラが趣味の男子高校生が、密かに想い続けている幼馴染を撮ろうとしたとき、なぜか未来の姿が写し出されるSF系漫画。
「未来を撮影できる」という不思議な能力を持つ主人公と、元気な幼馴染による甘酸っぱい物語で胸が満たされます。
カメラや写真を題材にはしていますが、ストーリーのメインは2人の恋愛模様です。
SF要素や純情恋物語がお好きな方は、一度手にとってみてはいかがでしょうか?
おわりに
今回はカメラや写真をテーマとした漫画を紹介いたしました。
カメラの知識がたくさん詰まったもの、ストーリーの中にカメラがでてくるもの。
それぞれに面白さがあるので、気になる漫画があった方はぜひ読んでみてくださいね。