現在販売中のモノクロフィルムおすすめ7種類を特徴や作例とともに紹介！

今回は現在店頭で販売されているおすすめのモノクロフィルムを紹介します。
モノクロと言えば、「なんだか古めかしい」「色が無く味気ない」などのような印象を持っている人もいるのではないでしょうか。

モノクロは白と黒の濃淡のみで表現されるため、形の美しさや陰影の美しさに目が行くようになり、カラーとは一味違った楽しみ方があります(^-^)
モノクロフィルムは製造のしやすさなどからカラーフィルムに比べて多くのブランドや種類が販売されています。その中でもイチオシのモノクロフィルムを今回は紹介します！モノクロに興味を持った方は是非試してみて下さい。

おすすめのモノクロフィルム

NEOPAN 100 ACROSⅡ

富士フィルムから発売されている唯一のモノクロフィルムです。ISO100としては超微粒子性を持ち、諧調性や優れたシャープネスさが特徴です。風景撮影やポートレートなどあらゆるジャンルに対応しています。

T-MAX 100

コダック社から発売されているモノクロフィルムです。T粒子技術を使い超微粒子で高い解像度とシャープネスを持ち引き延ばし能力を極限まで探求できます。人物撮影などの一般用途、複写、反転処理用途に適しています。

DELTA 100

イルフォードのプロフェッショナル用ブローニーモノクロフィルムです。コア-シェルクリスタルテクノロジー採用により、より微粒子でシャープな写りを実現しています。

TRI-X400

コダックから発売されている白黒フィルムです。ISO400の高感度でありながら粒子も細かく大延ばししてもシャープな画像が得られます。暗い場所や動きの速い被写体などに最適です。

DELTA 400

イルフォード社から発売されているデルタシリーズのISO400。ラチチュードが広く、粒状性が細かいのが特徴です。また暗所の諧調が豊かで黒が引き締まっています。夜スナップなど暗所での撮影にも対応しています。

HP5 PLUS 400

数多くの白黒フィルムを出しているイルフォードから発売されている中で特に人気の高いISO400の「HP５　PLUS」です。非常にトラディショナルなフィルムで粒子の粗さがあり白黒フィルムらしいざらっとした雰囲気のある写真が撮れます。諧調表現も素晴らしいです。

DELTA 3200

イルフォード社から現行で販売されている唯一のISO3200モノクロフィルムです。かなり粒子が荒くなりますが夜間の手持ち撮影が可能です。

おわりに

今回は現行で販売されているおすすめのモノクロフィルムを紹介してました。

フィルムによって粒状性や色乗りが異なって選ぶ際に迷ってしまいますね。今回紹介したフィルムの特徴や作品を見て、お気に入りのフィルムが見つかれば幸いです。

また自分がどのようなイメージや印象に仕上げたいのかを決めてからその特徴にあわせてフィルムを選ぶとより良いと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。