今回は飛行機が今にも手が届きそうな距離で見ることのできる飛行機マニアには堪らないスポット「千里川土手」を紹介します。実際に撮影した作例やアクセス、注意点についてお伝えします。
千里川土手
大阪国際空港(伊丹空港)の滑走路南側に位置し、飛行機の離発着を間近で見ることができます。
手が届きそうになるくらいすぐ近くを飛行機が着陸するため、飛行機好きのファンには"聖地"として知られています。
以前までGoogleのCMにも起用されたこともあるくらい人気のスポットになっています。
撮影ポイント
撮影のスポットは千里川を挟んで北側(滑走路に近い側)と南側に大きく分かれています。
今回両方のスポットを訪れて両者の良さやどんな写真が撮れたか紹介したいと思います。
北側
滑走路に近いため、着陸寸前の大きな飛行機を見ることができます。その分フェンスも高いので、うまく撮影するには脚立などを持って行った方がいいと思います。
Sony ILCE-7M2+E28-75mm/F6.3/1/1250s/ISO250
大型機が来た時の地響きがすごいです。皆さん飛行機に釘付けになっています。
Sony ILCE-7M2+E28-75mm/F6.3/1/1250s/ISO400
飛行機のおなかをパシャリ。
南側
南側は北側よりも土手が一段と高く、初めて来る人にはこちらの方が写真が撮りやすいと思います。
また滑走路から距離が離れてしまうので、離陸する飛行機を撮りたい方はより焦点距離の長い望遠レンズが必要になります。
バズーカーをお持ちのベテランさんがたくさんいらっしゃいました。
やはり良い画を撮るには、高さのある三脚と脚立が必要なようです。
Sony ILCE-7RM3+100-400mmF5-6.3DG DN OS/F6.3/1/640s/ISO4000
夕暮れ時が近づいてきたので、飛行機の前照灯?ONされました。かっこいいですね。我ながらいい感じの構図で撮れた一枚です。
Sony ILCE-7RM3+100-400mmF5-6.3DG DN OS/F6.3/1/1000s/ISO500
着陸時の煙を捕らえました。タイヤが擦れているのでしょうか。
Sony ILCE-7RM3+100-400mmF5-6.3DG DN OS/F7.1/1/500s/ISO100
夕日を背景に写す飛行機もまた良きです。一日の仕事を終えた感があります。
Sony ILCE-7RM3+100-400mmF5-6.3DG DN OS/F7.1/1/500s/ISO100
アクセス
千里側土手の場所はこちらです。
車や自転車、徒歩でアクセス可能です。詳しくは他のサイトでもいろいろ紹介されていると思いますので、そちらを参考にして下さい。
注意点
トイレが近くにない
有名なスポットとはいっても単なる土手なので、売店やトイレは近くにありません。
最寄りのコンビニ(ファミマ)まで20分くらいはかかりそうです。
熱中症or防寒対策を
土手には暑さをカバーする屋根などは一切ないので、夏場での撮影にはこまめな水分補給して、熱中症に気を付けた方がよさそうです。
また冬はかなり冷えます。飛行機が通過した後は砂ぼこりが舞い、かなり強い風を受けるので十分な防寒対策をする必要があります。
撮影機材
ソニー純正ではありませんが、F2.8の明るさを純正レンズの半額以下で購入することができます。軽量で持ち運びにも便利です。
こちらの望遠レンズも飛行機撮影には持っておきたいレンズです。小型軽量でコスパの高い超望遠レンズです。
4240万画素の高解像と最高10コマ/秒の高速連写が可能な高性能ミラーレス一眼カメラです。
おわりに
今回は千里川土手を紹介しました。
コロナ下ということもあり、減便されていたのであまり多い本数とは言えませんでしたが大型機が来た時の迫力はものすごかったです。
またこの土手の近くにある「伊丹スカイパーク」というスポットでも飛行機を違った角度から見ることができるのでお勧めです。