Sony

コスパ最強!ソニーEマウント用広角レンズTAMRON 17-28mm F2.8 のレビューと作例を紹介

2021年9月1日

tamron17-28

今回は私がいつも愛用しているTamron17-28mm F2.8のレンズレビュー記事を書きます。
風景や夜景撮影には欠かせない広角レンズの魅力についても紹介したいと思います。
Sonyユーザーの方で広角レンズを買おうか迷っている方は是非読んで参考にしてください。

TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD のスペック

「TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD」は2019年7月にタムロンから発売されました。
『撮りたい』にいつも答える1本として、クラス最小・最軽量を達成し、持ち運びの便利さと高画質を兼ね備えたレンズとなっています。

スペック

レンズ構成 11群13枚
絞り羽根枚数 9枚
開放絞り F2.8
最小絞り F22
最短撮影距離 0.19m (WIDE) / 0.26m (TELE)
最大撮影倍率 1:5.2 (WIDE) / 1:6 (TELE)
フィルター径 Φ67mm
質量 420g


TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXDのメリット

コスパ最強

私がこのレンズを購入するきっかけになったのがこのレンズのコスパの良さでした。

フルサイズ用の大三元レンズが安いショップや中古で探せば10万円以下で買える値段設定です。
ソニー純正大三元レンズ(SONY FE 12-24mm F2.8 GM)と比較して約3分の1の値段で買える鬼コスパの良さです。さすが我らの味方タムロンさんです。

フルサイズ機の大三元レンズはとても興味があってカメラ雑誌などを見てもきれいだなあといつも思っていましたが、値段が高いイメージが強く諦めていました。値段の分だけ映りは良いと思いますが、大三元レンズ最初に購入すべききっかけのレンズとしてすごくこのタムロン17-28mmF2.8はおすすめです。

使い初めの頃F2.8通しレンズの明るさによる夜景撮影でもノイズがのりにくいかったり、ズームしてもF値が変わらないのはとても感動しました。

軽く持ち運びが便利で撮影が楽しい

このレンズの特徴として、F2.8通しの大三元レンズにもかかわらず全長99mm、重さがわずか420gとかなりコンパクトであることです。
同スペックのソニー純正レンズ(FE 16-35 mm F2.8 GM)は重さ680gなので、2/3以下の軽さを実現しています。

TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXDをカメラに装着した画像
私が使用しているSonyα7RⅢに丁度フィットして撮影が楽でどんどん撮りたい気持ちになります。

映りの良さ

画面中心のシャープさは開放F2.8からばしばしにきまっていて、絞ったときと遜色ありません。
若干四隅は開放ではソフトな印象がありますが、しっかり見てわかるレベルなのでブログやSNSにあげる程度であれば問題ないと思います。

周辺減光も広角端17㎜の開放F2.8で若干見られますが、それ以外はほとんどわからないレベルです。周辺減光についてはライトルームなどの補正で簡単に修正できるため問題ないと言ってよいでしょう。

フィルター装着可能

こちらのレンズは出目金レンズではないため、保護フィルターを装着することができます。
そんなの当り前じゃないかと思っている方もいらっしゃると思いますが、フルサイズ機の広角レンズの多くは出目金レンズ(前玉がドーム状に手前に大きく膨らんだレンズ)になっていることが多いです。
他のソニー純正広角レンズ(SONY FE 12-24mm F2.8 GM やFE 12-24mm F4 G)はフィルターを装着できません。この魚眼レンズの欠点は何といっても丁寧に扱わないとすぐにレンズに傷が行ってしまうため、レンズの価値が大きく下がってしまいます。せっかく高価な買い物をしたのに、レンズが傷つくのはショックですよね。
保護フィルターを取り付けられることで、安心して撮影に集中できますね。

TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXDのデメリット

広角端が17mmスタート

あと数mm広ければよりダイナミックな画が撮れるのになあと思ったことが何度かありました。
この映りとコスパの良さで文句を言うのも何なのですが、もう少し広角側に設計されていたら完璧でした。

TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXDで撮影した写真を紹介

次にこのタムロン17-28mmF2.8で撮影した写真を紹介します。

ネモフィラ畑

お花畑などは広角でより広さを出すことができます。

青紅葉

このレンズはかなり被写体に寄ることができるのでダイナミックな撮影が楽しめます。

嵐山の竹林

 

夕暮れ時の曽爾高原

 

箱崎ジャンクション夜景

光芒も非常にきれいです。

大阪駅前第三ビルからの夜景
ハルニレの木

縦構図で撮ることで、空の広大さを表現してみました。

ハルニレの木

 

赤目四十八滝

 

日本庭園シャープな映りが良いです。撮っていて楽しいです。
赤目四十八滝の風景

 

新都心歩道橋からの夜景

 

おわりに

今回はTamron17-28mm F2.8のレビューをしました。
F2.8通しの大三元レンズながら非常にコンパクトで携帯性に優れ、色映りも良く非常に満足していて、これからも愛用していきたいと思います。
ソニーEマウントの広角レンズを探している方に大三元レンズ購入の初めの1本としてこのレンズをお勧めします。


最後までご覧いただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Takuro

フィルムカメラオタク|28歳|大阪在住
主に休日にフィルムカメラを片手にいろんな場所を訪れ、写真を撮るのが好きなごく普通のサラリーマンです。当ブログでは主にフィルムカメラに関する知識をわかりやすく発信しています!
■フォトコンに多数受賞歴あり
■フォトマスター検定1級取得
■カメラ歴6年目

★撮影依頼やレビュー記事の作成や寄稿、被リンク依頼はお問い合わせフォームより承っています。