最近Twitterなどでフィルムカメラで撮った写真を見る機会が増えてきて、レトロな感じがいいなあと思って今回初めてフィルムカメラでの撮影にチャレンジしてみました。
チャレンジといってもただ赴くまま気の向くままに撮り歩いた記録です。手軽に撮れるフィルムカメラ『写ルンです』を使って、西成を撮り歩いてきました。
お手軽フィルムカメラ『写ルンです』の特徴
初めて写ルンですを使って実感した特徴を3つ紹介します。
・軽量でコンパクト
・使い方が超シンプル
・27枚しか撮影できない縛り
普段フルサイズミラーレス一眼カメラを使っているので、最初にびっくりしたのはこの圧倒的な軽さです。ズボンのポケットにスッと入るのが気に入りました。ふと撮りたいなあと思って重たいカメラだったら鞄からよいしょと取り出して撮影になるのですが、この映るんですはポケットから取り出してボタンを押すだけ超お手軽で撮影が非常に楽しかったです。
また使い捨てフィルムカメラなので撮れる枚数に上限があります。写ルンですは27枚しか撮れないため、一枚一枚大切に撮る意識が芽生えます。さらに現像をするまでどんな写真を撮れたかわからないドキドキもあります。この撮影枚数の縛りと現像した後にしか見返せないドキドキが良いですね!
『写ルンです』は一眼カメラや他のフィルムカメラと違って使い方が超シンプルです。フィルムを巻き上げて、ファインダーをのぞき、ボタンを押すだけです。はじめはこのシンプルすぎる撮影に本当に撮れているのか心配になるほどです。難しい絞りやシャッタースピード、ISO感度の設定など一切ありません。難しいことは考えず、気ままに気になったものを撮るだけです。シンプルイズザベストとはこのことですね。
西成ぶらぶら撮影日記
レトロな雰囲気のある場所としてパッとイメージしたのは大阪府西成区でした。
ちょっと前まではガラの悪い人や物騒なイメージが付いていましたが、今は人情味あふれる古き良き町だと思い今回は西成を撮り歩きます!
難波のビックカメラで買った『写ルンです』をポケットに忍ばせ、あいりんへレッツゴー!
萩之茶屋の商店街にあるパチンコ屋さんです。『パ』のネオンがかわいいです。
一瞬落書きされているのかと思いました。アーティステックな看板ですね。
大阪府民ならみんな大好きスータマです。27枚縛りあるのに3枚くらいスータマの写真撮っちゃいました。夜になるとパチンコ屋のようにギラギラのネオンが光ります。
衝撃の一枚。『居酒屋で覚せい剤を売るな!』
日本一厳重な西成警察署です。治安の悪さを物語っていますね笑
あべのハルカス。数キロ先は若者の町なのに、このエリアはほとんどおじさんしか居ません。
昔はがやがや賑わっていたのでしょうか。
「ニュー大阪」の看板が寂しく残されています。
飛田新地の入り口。これ以上先でカメラを向けるとやーさんが来るとのうわさがあります。
立ち食いしているお客さんも撮りたかったのですが、暗所での撮影は厳しいですね!でも味わい深くて良きです。
商店街の中でも撮影はほとんどアンダー気味になります。次から気を付けたいと思います。
通天閣周辺に来ました。発色が良いです。
びりけんさんもコロナ撲滅を願っています。足がかわいい。
『新世界国際劇場』看板とフォントがレトロ感満載です。
「新世界東映」。昭和の時代からあるみたいです。中に入ってみたいですが、ちょっとひとりでは勇気が出なかったです。
JR新今宮駅の近く。星野リゾートのホテルが建設中だったので記念にパシャリ。大隈アパートの住人もびっくりです。
法善寺。
法善寺横丁の裏路地。
最後は難波の商店街。
がんばれミナミ!
がんばれ大阪!
おわりに
はじめてのフィルムカメラ撮影でした。
普段撮っている写真と一味違った味わいのある写真が撮れて大満足です。
撮れる枚数に限りがあったり、現像する手間があったりの不便が逆に新鮮で、一枚一枚大切に撮る気持ちが高まりました。
皆さんも気軽にレトロな写真が撮れる『写ルンです』を一度試してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。