フィルムカメラを使っていて、フィルムの先端を誤って引き込んでしまったことはありませんか?今回は、そんな時に役立つアイテム「フィルムピッカー」の使い方を解説します。
一般的に、多くのフィルムカメラで使用する35mmフィルムは、遮光用の缶(パトローネ)に入っています。しかし、一度フィルムの先端をパトローネの中に引き込んでしまうと、自力で取り出すことができません。
しかし、心配する必要はありません。フィルムピッカーを使うことで、フィルムの先端を引き出し、再び使用できるようにすることができます。
フィルムピッカー
フィルムピッカーは、一般的に1,000円前後で販売されており、ヨドバシカメラやビックカメラなどのカメラ用品店で手に入れることができます。
フィルムピッカーには、HCL(堀内カラー)とHAKUBA(ハクバ)の2つのメーカーがありますが、実際の性能や使い方に大きな違いはありません。ブランドが違うだけで、同一製品の場合がほとんどです。
また、フィルムピッカーは小さくて持ち運びが簡単なので、フィルムカメラを持ち歩く際にはついでに持っておくと便利なアイテム。間違えてベロをパトローネの中に引きこんでしまった場合でも安心ですね(*'▽')
フィルムピッカーの使い方
ここからはフィルムピッカーの使い方を解説します。
羽が3枚付いていて、AとBをスライドすることで羽を動かすことができます。
AとBのスライドを写真のように引いた状態で、羽をフィルムの入り口に差し込みます。
こんな感じ!
次にAのスライドのみ動かします。
次にフィルムのつまみを半時計まわりに回します。何周か回していると「カチッ」と音がするのでそこで止めます。(音は結構小さいです。)
Bのスライドを奥まで差し込みます。
あとはゆっくりとフィルムピッカーごとフィルムから外します。
完了!パトローネの中に入っていたフイルムを取り出すことができました!!