今回はSonyユーザーである私がSony-Eマウント用の『おすすめ標準ズームレンズ』をまとめていました。 フルサイズ用とAPS-C用に分けてお伝えしたいと思います。 読者のレンズ選びの参考になればと思います。
Sony-Eマウントおすすめ標準ズームレンズ【失敗しないレンズ選び】
フルサイズ用とAPS-C用に分けてご紹介しています。該当する項目を読んでください。
フルサイズ用
私がおすすめしたいレンズは以下の6本です。
- FE 24-70mm F2.8 GM
- Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
- FE 24-105mm F4 G OSS
- FE 28-60mm F4-5.6
- 28-75mm F/2.8 Di III RXD
- 24-70mm F2.8 DG DN | Art
FE 24-70mm F2.8 GM
特徴
- ソニー最高峰Gマスターレンズ
- ズーム全域で中心から周辺まで高い解像性能
- なめらかで美しいぼけ味
スペック
レンズ構成 | 13群18枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
開放絞り | F2.8 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 0.38 |
最大撮影倍率 | 0.24倍 |
フィルター径 | 82 |
質量 | 886g |
ソニー純正で一番グレードの高いGマスターレンズになります。Gマスターならではの高い解像性能と、美しくやわらかなぼけ描写を持ち合わせています。値段は少々お高めですが、カテゴリー最高のレンズを所有したい方におススメです。
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
特徴
- 高コントラストな描写
- ズーム全域で使いやすいF4通しレンズ
- 手ブレ補正機能搭載
スペック
レンズ構成 | 10群12枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
開放絞り | F4 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 0.4 |
最大撮影倍率 | 0.20倍 |
フィルター径 | 67mm |
質量 | 426g |
F4通しの明るいレンズです。ツァイス独自のティースターコーティングにより、反射を抑え高コントラストな描写を可能にしています。また重量も426gと軽量で持ち運びや機動性に優れています。
FE 24-105mm F4 G OSS
特徴
- 広角24mmから中望遠105mmまでをカバー
- Gレンズならではの美しいぼけ味
- 質量約663gと小型・軽量化
スペック
レンズ構成 | 14群17枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
開放絞り | F4 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 0.38 |
最大撮影倍率 | 0.31倍 |
フィルター径 | 77mm |
質量 | 663g |
ソニー純正Gレンズです。標準ズーム域として使用頻度の高い24㎜から105㎜までの焦点距離をカバーしており、これ1本で風景、スナップ、ウエディングなど幅広い撮影が可能なオールラウンドなモデルとなっています。
FE 28-60mm F4-5.6
特徴
- 世界最小・最軽量
- 高い近接撮影能力
- 高速・高精度・高追随かつ静粛なAF
スペック
レンズ構成 | 7群8枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
開放絞り | F4-5.6 |
最小絞り | F22-32 |
最短撮影距離 | 0.3(W) 0.45(T) |
最大撮影倍率 | 0.16倍 |
フィルター径 | 40.5 |
質量 | 167g |
ソニー純正レンズです。フルサイズ用ミラーレス一眼カメラの交換レンズとして、世界最小・最軽量なレンズです。優れた近接撮影能力があり、テーブルフォトや物どりにも最適です。
28-75mm F/2.8 Di III RXD
特徴
- 2.8通しレンズ
- 柔らかい描写と美しいボケ味
- 広角端での最短撮影距離0.19m
スペック
レンズ構成 | 12群15枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
開放絞り | F2.8 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 0.19m (WIDE) / 0.39m (TELE) |
最大撮影倍率 | 1:2.9 (WIDE) / 1:4 (TELE) |
フィルター径 | 67mm |
質量 | 550g |
タムロンから発売されているレンズです。広角端で0.19mまで寄れることもあり、撮影の幅がぐっと広がります。軽量コンパクトで携帯性にも優れています。また大三元レンズにも関わらず、10万円以下で買えてしまうコスパの良さも売りです。
24-70mm F2.8 DG DN | Art
特徴
- 非常に高い解像感
- フレアやゴーストの低減
- 11枚羽根の円形絞りによる綺麗な円形ボケ
スペック
レンズ構成 | 15群19枚 |
絞り羽根枚数 | 11枚 |
開放絞り | F2.8 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 18-38cm |
最大撮影倍率 | Wide 1:2.9 - Tele 1:4.5 |
フィルター径 | 82mm |
質量 | 830g |
シグマから発売されているレンズです。ソニー用EマウントとシグマLマウントの2種類があります。Artシリーズの解像度、画質重視のレンズ仕様となっています。少し携帯性には他のレンズと比べ劣りますが、その映りの良さはピカイチです。またソニー純正のF2.8通しレンズと比べ半額以下で買えるコスパの良さも売りのひとつとなっています。
APS-C用
私がおすすめしたいレンズは以下の4本です。
-
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- E 16-55mm F2.8 G
- Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
- E PZ 18-105mm F4 G OSS
- 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
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E 16-55mm F2.8 G
特徴
- Gレンズならではの優れた光学性能
- 小型・軽量
- ズーム全域で開放F値2.8
スペック
レンズ構成 | 12群17枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
開放絞り | F2.8 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 33cm |
最大撮影倍率 | 0.2倍 |
フィルター径 | 67mm |
質量 | 494g |
ソニー純正のAPS-C用F2.8通し標準ズームレンズです。Gレンズならではの高い解像力と美しいボケが魅力のレンズとなっています。風景、ポートレートから日常のスナップまで幅広い撮影シーンで活躍します。
Vario-Tessar T* E16-70mm F4 ZA OSS
特徴
- ツァイス製標準ズームレンズ
- 高コントラスト
- ズーム全域で使いやすい開放F4
スペック
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
開放絞り | F4 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.23倍 |
フィルター径 | 55mm |
質量 | 308g |
ZEISSのレンズです。ズーム全域で開放F4の明るさで、レンズ内手振れ補正もついているので、暗い場所での撮影でもノイズを抑えることができます。35mm換算で24mmから105mmまであり使いやすい画角帯となっています。
E PZ 18-105mm F4 G OSS
特徴
- Gレンズ
- 35mm換算で広角27mmから中望遠157.5mmのズーム域をカバー
- 電動ズーム、光学式手振れ補正付き
スペック
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
開放絞り | F4 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 0.45(W) 0.95(T) |
最大撮影倍率 | 0.11 |
フィルター径 | 72mm |
質量 | 427g |
35mm換算で27mmから157.5mmの画角をカバーする高性能中倍率ズームレンズです。電動ズームを搭載し、光学式手振れ補正も内蔵しているので、静止画だけでなく、動画撮影にも活躍するレンズとなっています。
17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
特徴
- ズーム全域において大口径F2.8の明るさ
- 手振れ補正内蔵
- 高い近接撮影能力
スペック
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
開放絞り | F2.8 |
最小絞り | F22 |
最短撮影距離 | 0.19m (WIDE) / 0.39m (TELE) |
最大撮影倍率 | 1:4.8 (WIDE) / 1:5.2 (TELE) |
フィルター径 | 67mm |
質量 | 525g |
aタムロン製のEマウント用大口径標準ズームレンズです。35mm換算で25.5mmから105mmをカバーし広角から望遠まで幅広く楽しめるレンズとなっています。手振れ補正を内蔵し、静止画だけでなく、動画撮影もサポートしています。
終わりに
今回はソニーEマウント用標準ズームレンズをまとめてみました。如何だったでしょうか。
どれも魅力と個性があふれているレンズばかりですね。
レンズ沼にはまらないように一押しのレンズが見つかれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。